iPhone5sの水没復旧修理を行いました!
カテゴリ:修理ブログ
iPhone修理のスマップル静岡です。
本日お預かりした、iPhone5sの水没修理のご紹介。
雨の中iPhoneを使っていたらしく軽く濡れてしまい、しばらく画面がチカチカしていたのですがそのまま使用。朝起きたら電源が入っていなかったとのこと。
水没あるあるですね〜(´Д`;)
スマップルではiPhone水没について今まで何度も紹介してきましたが、
『どんなに軽い濡れ方でも、乾燥するまでは必ず電源を切る』
これだけ守っていれば、復旧確率はググッと向上します。これだけは覚えておきましょう!
それでは見ていきます。
こちらが液晶を外した状態のiPhone5sです。
写真の赤丸の部分に、水没の判定シールになっています。通常だと白く、水分を含むと赤く染まります。
ご本人様が思っていたよりもどっぷり浸かっていたようです(汗
iPhoneの電源が突然落ちた時、恐ろしいのがコネクター部分です。
電源が入ったままだとショートし黒く焦げます、長く放置すると水分で腐食します。
拡大して見て見ましょう。
若干ですが、コネクターが黒く焦げてしまっているのがわかります。
きちんと乾燥するまでiPhoneの電源を切っていれば防げたと思われます。(´-ω-`)
取り外した液晶パネルの方も見ていきましょう。
iPhoneのフロントカメラパーツです。写真の部分はイヤースピーカーの接点となっており、水没により錆びてしまっています。ノイズや音割れ、音が聞こえなくなるなどの不具合につながる可能性があります。
しかしこの程度のサビであれば、メンテナンスを行うことで取り除けます。
お次はこちら。
iPhoneの液晶のコネクター部分です。分かる人にしかわかりませんが、バックライトケーブルが繋がっており、ここが腐食してしまうと画面が真っ暗の状態になってしまいます。
その後、調査を進め復旧作業を実施し・・・
今回は無事復旧することができました。
いかがでしょう。
『軽く濡らしただけ』でもここまで悪化してしまうのがiPhoneの水没です。適切な対応を行い、できることならすぐに修理に持ち込むようにしましょう。
2017年08月10日